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専門分野:金融投資、金融リスクマネジメント(金融工学)

金融と金融の役割について

    金融:お金を融通する。 
    金融の役割:世の中で余っているお金を足りない処へ効率よく回し、経済活動に必要な血液をスムーズに循環させる。

金融における2種類の問題:(1)足りないお金をどこから調達するか、(2)余っているお金をどう運用するか

    1)資金が足りない場合(企業の規模拡大、新規事業の展開、新製品の開発、研究活動などで資金不足になる):
       自己資本を増やす方法と、銀行や民間から資金を借りる方法がある。それぞれの利点と欠点を見極め、最適な資金調達を行い、
       企業の資本構成最適化を図りたい。
    2)資金が余っている場合(銀行などで沢山の資金が集まっている、これらの資金を効率良く運用することが求められている):
       金融市場には沢山の金融商品が存在し、手元の資金をどこへ運用するかは、利益とリスクを考えた上で行うことが重要で、
       最適な方法で資金運用を行うことを目指したい。

当研究室で、資金調達と資金運用の方法と技術を学ぶと同時に、金融リスクマネジメントの方法と技術を身に付ける。 

研究室の活動

 学部生は3年前期から2年間研究室に配属され、専門性や人間力・社会適応力を高める。

専門性を高める活動:

  • ゼミナール1(3年前期): 金融グループ3研究室合同で実施
      内 容:金融分野の専門書を輪講し、週1回の合同ゼミ発表会を開催し、前期末に合同ゼミ合宿で集中発表を行う。
  • 金融・経営リスク科学実験(3年後期): 金融グループ3研究室合同で実施
      内 容:金融分野で学んだ専門知識を活かし、金融投資理論に基づく株投資実験を行う。 四季報などからのデータに基づいて、企業分析の手法を学び、就職活動の際の企業選択や投資先選択 に役に立つ知識を身に付ける。
  • ゼミナール2、課題研究(3年後期): 研究室で実施
      内 容:専門分野から1つの課題を決め、自ら資料を集め、必要な知識を勉強し、課題研究レポートを纏める。 課題の解決能力を養い、卒業研究の準備として、研究活動に必要なものを身に付けることを目的とする。
  • 卒業研究(4年生通年): 研究室で実施
      内 容:自ら専門分野の問題を見出し、情報収集と問題分析を行い、問題解決方法を提案し、卒業論文を纏める。 問題発見から問題解決までの能力を養うことを目的とする。

人間力・社会適応力を高める活動:

  • ゼミ合宿・懇親会: 夏にはゼミ合宿、冬には懇親会を開催する
  • 企業等の見学:   東京証券取引所、日本銀行などを見学する