女子学生による座談会
平成26年度、たくさんの女子学生が新入生として加わり、まだ入学から1ケ月の時点ですが、フレッシュな気持ちを語ってもらうために座談会を 企画しました。放課後のひととき、アルバイトなどで参加できない学生もいましたが、2年生の池田さんも飛び入りで参加してくれて、 楽しく語らいました。(2014年5月9日実施)Q:入学したばかりですが、大学の印象は?
政所さん:女子の人数が少ないなと思いました。
兼謝名さん:女子はもっと少ないと思っていましたが、 意外と多いなという印象です。
今野さん:私も、意外と女子がたくさんいるなという印象です。
池田さん(2年生): この学科の女子学生の新入生は11人なので、他学科と比べて多いのではないでしょうか。 津田沼4号館の1階に女性専用のラウンジがあって、便利に活用できますよ。
みんな:行きたい!
政所さん:大学が大きいなという印象を持ちましたし、 全体的に綺麗ですね。トイレも綺麗。 キャンパス内に花がたくさん咲いていて気持ちがいいです。
藤原さん:春らしい感じがいっぱいで、いい雰囲気ですね。
兼謝名さん:学食のご飯の量が多いです。(笑)
藤原さん:新習志野の2階のカフェは、メニューも多いし、パスタも美味しくて、おしゃれ。
兼謝名さん:デザートが充実していてうれしいです。
政所さん:ケーキが食べたいです!(笑)
Q:学科の印象は?
兼謝名さん:先生がみんな優しいです。(笑)
今野さん:(黒板の代わりにスクリーンに)スライドを映写しての講義が多いので、後ろでも見やすいですね。 光の加減で見にくいことはたまにありますが。
木村さん:もっと金融の講義が多いのかと思っていましたが、金融に関する講義が今のところないですね。 金融がやりたくてこの学科に来たので。
池田さん(2年生):まだ教養科目が多いですが、少しずつ金融などの専門科目が増えてきますよ。 しっかり勉強しないと大変ですよ。(笑)
兼謝名さん:私は、元々他の学科に興味があったのですが、オープンキャンパスでこの学科の話を聞いて、 「リスク」って何だろうというところから始まって、いろんな分野の勉強ができるということを知りました。優柔不断なので、 入ってから分野を選べるのが魅力でした。
木村さん:私は、投資シミュレーションに関心があって、金融や情報を学べるということで、 この学科に惹かれました。
藤原さん:私は、サメの研究がしたかったのですが、大学が限られるので、 ひとり暮らしがネックになって…。
荒木さん:私は、理系の科目が好きで、この学科は文理融合ということで自分には合っているかなと。 親の仕事を手伝えるといいなと思ってます。金融や情報に興味があって、それを4年間で選べるところが魅力です。
池田さん(2年生):入って1年経って、やっと学習する内容の全体像がつかめた感じです。 「リスク」についての基礎を1年間教えてもらったので、これから1年でやりたいことをみつけて研究室を決めたいです。
兼謝名さん:まだガイダンスの段階なので、自分が「リスク」について学んで語れるようになれるか不安です。 高校より科目が専門化、細分化されているので戸惑っています。概念的なことを勉強することは実感が湧きにくくて。
池田さん(2年生):「リスク」について、先生が一から丁寧に教えてくれます。 わからないところがあれば、親身に教えてもらえるので安心してください。
山崎先生:実は日々の生活に密着した身近なことを勉強しているんだ、ということに直ぐに気が付くと思うよ。
政所さん:私は、金融にはあまり興味はなくて、でも金融の講義が多いのかな、と思っていましたが、 いろいろな「リスク」について学べるんだとわかって、一層興味が出てきました。父が原子力関連の仕事をしているので、 エネルギーに関する「リスク」の勉強がしたいです。
木先生:進路選択はぎりぎりまで迷った?
政所さん:迷いました。いろいろと幅広く勉強したいのでこの学科はよかったです。
Q:自分の4年後は?
藤原さん:海外に行っていると思います。私は日本にとどまる女じゃないんで!(笑) 国際コースを希望しています。高校が国際系で、高2の時にオーストラリアに留学し、「日本と違うおもしろさがある!」って思いました。
木村さん:大学院に進学したいです。投資シミュレーションの研究がしたいです。 学問として純粋に興味があるのですが、会社の経営を動かしてみたい、という気持ちもあります。
今野さん:化学を勉強していたいです。特に、環境化学に関心があります。 化学は勉強しているだけで楽しいです。
阿部さん:私は銀行員になりたいとも思っていたのですが、 今は公務員、警視庁を目指しています。
荒木さん:将来は、公務員、具体的には警察官になりたいです。 警察でサイバー犯罪関連の仕事ができたらと思っています。
Q:勉強以外でやりたいことは?
木村さん:ダーツサークルに入りました。小学生の時にハードダーツをしていたので。
政所さん:バイトをがんばりたいです。サークルはまだ決めていません。
木村さん:学習塾でバイトをしています。プリントの丸つけやテストの補助などですが、 クレーム電話の対応は大変です。
荒木さん:これからサークル選びをしようと思っています。 CITものづくり(大学主催のものづくりコンペ)に参加しようと思っています。この学科で知り合った木村さん、 寺田さんや戸田君と一緒に。まだ企画書の段階ですが、社会貢献のためのアプリを作りたいです。
木村さん:荒木さんに誘われて、CITものづくりに参加することにしました。 何でもやってみたいと思っています。参加できるものは何でも参加したいです。
Q:予想と違っていたことは?
木村さん:いろいろな授業を受けていて、これがどう役に立つのかつかめない面があります。 将来の明確な目標が目の前にあるわけではないので、先が見えないです。高校ではテストで何点という明確な目標があったけれど、大学では評価基準が多様なので戸惑います。
兼謝名さん: 大学は、テストのための勉強ではなく、自分自身が考えることを求められるということが 違いでしょうか。
木村さん:問題集があるわけではなく、どうやって勉強したら良いかわからない部分があります。
山崎先生:まずは世の中のことに関心を持って、そして、勉強したことを世の中で役立てることができるっていうことを目指したいね。
政所さん:金融も勉強できるけど、金融以外の勉強もできることが利点なので、 そこをもっとアピールすればいいと思います。金融に関するリスクを基本に勉強するのかと思っていたので。 いろいろなことを勉強できるのは魅力ですね。
荒木さん:高校の先生に薦めてもらったことが大体合っていました。 いろいろなことが学べるよって。
Q:大学生活は楽しい?
兼謝名さん:講義、通学、バイト、趣味とやりたいことがいっぱいで本当に時間が足りないです。
政所さん:だいぶ慣れてきました。多分楽しいんだと思います。いろいろな考え方の人がいて、 例えば恋愛や勉強に対する考え方についても、自分にないものを先生や友達から学んでいます。 もっと男女の垣根が低くなって、中学校・高校時代みたいに仲良く遊べればいいと思います。 高校時代は理系でクラスに3人しか女子がいない環境だったので、男女に関わらず友人作りの仲立ちをしていきたいです。
木先生:この学科は学生数が少ないので、すぐにみんなと仲良くなれるよ。 大人数の学科に比べてここではむしろいろんな人と自然に親しくなるチャンスは多いかも。 是非いろんな人の仲を取り持って欲しいです。
木村さん: 中高6年間女子校だったので、男子にどうやって何を話せばいいのかわからなくて…。 ぜひ私も助けて欲しいです。
高木先生:1年生の最初の半年で、ディズニーシーで調査を行うグループワーク (10人ほどのグループで研究活動)をするので、それも友達作りのきっかけにはなるよね。 だから入学して1ヶ月もしないうちにもうお互いに随分仲良くなってるよ。
荒木さん:まだわからないことが多いのですが、楽しいかと問われれば楽しいですね。
木先生:ものづくりのメンバーとも仲良くなれたらいいね。
池田さん(2年生):オープンキャンパスのお手伝いをすると、上の学年の人たちとも仲良くなりますよ。 この学科は、上下の距離感も近いです。
Q:困ってることは?
兼謝名さん:ロッカーがないこと。
木先生:3年生になれば研究室に個人用のスペースがあるよ。
池田さん(2年生):サークルに入れば部室が使えます。
木先生:先生には聞きづらいことは池田さんに是非気軽に聞いてね。
池田さん(2年生):文化系サークルのとりまとめのお手伝いもしていて、 どのサークルとも付き合いがあるので、是非いろいろと聞いてください。
最初は、お互いにぎこちない感じもありましたが、お菓子をつまみながら、最後は和気藹々とした雰囲気で終わりました。参加いただいた皆さん、ありがとうございました。