安藤 雅和 教授
「身近なリスクを知り、対策を学ぶことで、よりよい人生を過ごそう!」
金融市場で取引されている金融商品(債券など)の価格評価モデルの推定、企業の財務データを用いた 信用リスク評価モデルの推定(倒産確率の推定など)、多変量統計解析手法を用いた不動産データの統計解析、 統計手法の開発、ロバスト統計、テスト理論、品質管理などを研究しています。普段の生活の中で何気なく 行動していることが、実はリスクを認知し、それにより被る損失をできるだけ軽減できる方法を選んで 実行していることがよくあります。例えば、待ち合わせ場所までの交通手段や経路を選ぶときが挙げられます。 時間に余裕がない場合、交通費がかかっても約束時間に間に合うように行動する場合(映画・舞台など)もあれば、 待ち合わせ時刻をずらすこともあります。それぞれリスクの発生(待ち合わせ時刻に遅れて到着すること)により 生じる損失の程度を評価してから行動しているといえます。身近なことに限らず、金融・経営に関する様々な リスクについて、どのように評価し、対処していけばよいのかを一緒に学んでいきましょう。
略歴
南山大学大学院経営学研究科博士後期課程修了、博士(経営学)。日本学術振興会特別研究員、 統計数理研究所リスク解析戦略研究センター特任研究員を経て、平成22年4月から現職
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