千葉工業大学 社会システム科学部 金融・経営リスク科学科

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研究室紹介

越山 健彦 教授

「安全な製品づくりは、企業にとっても消費者にとっても大切なこと。そのためのリスク管理の勉強をします。」

  近年、テレビや新聞で、製品事故、欠陥品の販売、不正表示、情報漏洩など企業不祥事の問題が後を絶ちません。 なぜでしょう。企業は、利潤を追求するだけではなく、消費者や社会に対してよいものをつくって供給していく義務が あるはず。背景には、最新技術の急激な進歩への追従、ニーズの多様性の把握、グローバルな経済・社会情勢の理解など、 企業を取り巻くめまぐるしい環境があり、大事な基本を見失ってしまうことがあるからです。 ここで、もう一度初心に立ち返って、ものづくりを上手にマネジメントしていくことを考えていくべきと思っています。 企業の方や、行政の方、専門の実務家の方達のお話を聞いたり、勉強や研究を助けてもらったりしながら一緒に 勉強していこうと思います。具体的には、ものづくりの基本、社会的な責任、リスクアセスメントの手法のマスター、 企業を取り巻く国内外の法令や規制などの理解、安全の考え方や保険制度など、リスクマネジメントの視点から学習し、 専門知識を身につけ、関連する資格や検定を積極的に取得し、社会がもとめるリスクマネージャーを目指しましょう。

略歴

 早稲田大学アジア太平洋研究科博士後期課程修了、博士(学術)。製品安全のためのリスクアセスメント実務を経て 現職

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