角田 仁 教授
「サイバー攻撃・システム障害・自然災害への対策やBCP策定等を通じて、企業が抱えるリスクについて一緒に考えましょう」
近年、企業では、サイバー攻撃による情報漏洩やシステム障害・自然災害による業務停止など、情報システムに関連するリスクの発現が後を絶ちません。情報システムが企業活動や社会生活の隅々にまで入り込んだ現在、その影響は甚大であり、それらへの対策やBCP(事業継続計画)策定等により適切にリスクをコントロールすることが求められています。また、昨今のデジタル化やDXの動きにおいても、情報セキュリティをはじめとするリスク対策は重要な要素の一つとなっています。学生の皆さんには、それらのリスクを概観できるような素養を身に着け、将来的にはIT関連のスペシャリストを目指ざす人材になって欲しいと期待しています。
略歴
東北大学と早稲田大学にて修士を取得、筑波大学にて博士を取得。東京海上火災保険に30年間勤務し、IT戦略や情報セキュリティ等を担当する。2019年に大学教員へ転職。名古屋経済大学を経て、2021年4月から現職。